宮之城線


路線の特徴

宮之城線(みやのじょうせん)は、かつて鹿児島県に存在した、旧国鉄の路線。現在は廃線。川内市(現・薩摩川内市)の川内駅から、大口市(現・伊佐市)の薩摩大口駅までを結んでいた。
大正13年開業、全通は昭和12年。第2次特定地方交通線に指定され、1987年(昭和62年)、国鉄分割民営化の直前に廃止された。
終点の薩摩大口では山野線(水俣~栗野)に接続していたが、その山野線も、国鉄からJR九州へ移管後、1988年(昭和63年)に廃止されている。駅メモでは山野線は未登録。

川内駅以外の19駅は、駅メモでは2015年8月13日に新たに追加された。これは、イベント「日本の廃駅へ行ってみませんか。」の開催に伴うもの。
廃線のため、ルートビューンは使用不可。

駅メモ路線情報

運営者 登録駅数 単独登録駅数 現/廃区分
日本国有鉄道 20 19 廃止

駅一覧

駅名
えきめい
所在 備考 接続 最寄りバス停 訪れた人数
川内(鹿児島)
せんだい
鹿児島県   JR鹿児島本線(川内~鹿児島)
肥薩おれんじ鉄道
九州新幹線
川内駅 2211人
薩摩白浜
さつましらはま
    今村 987人
楠元
くすもと
    斧渕
(おのぶち)
743人
吉野山
よしのやま
    南瀬下
(のうぜしも)
712人
樋脇
ひわき
    - 723人
上樋脇
かみひわき
    須杭下
(すくいしも)
691人
入来
いりき
    - 530人
薩摩山崎
さつまやまざき
    山崎 499人
船木
ふなき
    五反田 461人
宮之城
みやのじょう
駅の跡地には宮之城鉄道記念館が建設されている。   「宮之城」
「宮之城駅」
「宮之城鉄道記念館前」
492人
佐志
さし
    - 458人
薩摩湯田
さつまゆだ
    柏原橋 538人
薩摩鶴田
さつまつるだ
駅の跡地には鶴田鉄道記念館が建設されている。   鶴田駅入口 460人
薩摩求名
さつまぐみょう
    求名駅前 449人
広橋
ひろはし
   
(からげ)
454人
薩摩永野
さつまながの
かつてはスイッチバック駅であった。
駅の跡地には永野鉄道記念館が建設されている。
  - 549人
針持
はりもち
    針持 496人
西太良
にしたら
    西太良駅 582人
羽月
はつき
    羽月駅前 503人
薩摩大口
さつまおおくち
駅の跡地には車掌車や腕木式信号機などが展示されている。
伊佐市大口歴史民俗鉄道資料館も近い。
  大口 548人
  • 廃止時に全線がバス転換されたが、全線を通しての運行はない。
  • この表での「最寄りバス停」は、後述する路線バスで当路線を攻略する際の最寄り、つまり“駅メモでチェックイン(位置登録)する際に目安となるバス停”である。駅の跡地を実際に訪れたい場合の最寄りバス停とは、異なる場合があるので注意。例えば、搦(からげ)バス停から広橋駅跡までは約3km離れている。
  • 「訪れた人数」は、駅メモ内の各駅情報に掲載されている人数。2016年12月15日現在(川内駅以外の各駅が駅メモに追加されてから491日目)。
  • 廃止時、川内駅の接続はJR鹿児島本線のみ。当時は肥薩おれんじ鉄道区間も鹿児島本線だった。
  • 川内はJR九州、肥薩おれんじ鉄道の駅として現役。川内駅にアクセスした時点で、宮之城線の駅としてもアクセスした扱いになる。

攻略法

他路線からのレーダーを主とする攻略

  • 下表は、横軸に宮之城線の駅、縦軸に近隣の他路線(現役路線)の駅を取り、他路線の駅から宮之城線の駅をレーダーで狙った場合、レーダー検知数は何駅必要かを示している。レーダーでの取得が不可能な箇所は空欄とした。
  • 参考のため、宮之城駅・薩摩大口駅を基点としたものも記している。
  • 検知数の出典は全て「最寄り駅サーチ」。検知数と電友数の関係についてはなつめのページを参照のこと。

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  • 上表でもわかるように、他路線の駅からのレーダーだけでは、当路線のコンプは不可能であり、少なくとも宮之城駅近辺のどこかを実際に訪れる必要がある。
  • 宮之城駅を訪れるだけなら、南国交通阿久根・出水・宮之城⇔鹿児島空港線を利用するのが手っ取り早い。出水駅から宮之城駅(鉄道記念館前)まで片道1050円、鹿児島空港からは片道1110円。
    また、鹿児島中央駅などからJRバス北薩線で向かうこともできる。鹿児島駅・鹿児島中央駅から宮之城まで片道1200円。
    その他の手段についてはさつま町公式サイトも参照のこと。

路線バスでの現地訪問を主とする攻略

  • 上記のように、現地を訪れずにレーダーに頼る攻略では、少なくとも3方面からアプローチする必要があり、非常に煩わしい。実際、宮之城線各駅の駅ノートには、レーダーで取りこぼした駅を回収すべく結局現地を訪れたという書き込みも散見される。
    どうせ現地を訪れるなら、やはり廃止代替バスを使うのが簡単である。という訳で、ここでは以下のバス路線をおすすめしたい。
  • この2つの路線バスの経路は、廃線とは一部異なっている。が、廃線の経路を忠実に辿るような路線バスは存在せず、全駅直接チェックインを目論むと何度も乗り換えが必要になるため、この路線を利用するのが最適と考えられる。
    よって、駅メモ攻略上は樋脇・入来・佐志・薩摩永野の4駅についてはレーダー消費が必要となる。
    下表では、バス乗車中に直接チェックイン(位置登録)可能な駅を「最寄りバス停名」で、隣駅などからレーダーでのアクセスが必要な駅を「レーダー」で示している。

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  • レーダーを必要とする4駅は、いずれも隣駅の最寄りバス停から検知数2~4駅でアクセスできる。必要なオンライン電友数は4人。なつめスキルを使えば電友ゼロでも可能。
    とはいえ、実際には、チェックイン忘れや見落としなどに備え、できるだけ多くのオンライン電友を揃えておき、レーダーも少し多めに所持しておくことが望ましい。電友の増やし方などについてはFAQのページを参照のこと。
  • 訪問の際は、「最寄り駅サーチ(Android)」や「駅ろけサーチ(iOS)」などを併用すると、直接チェックイン可能な駅の見落としが防げるので良い。各駅ごとの領域図も予め見ておくこと。
  • 大口からは、JR肥薩線栗野駅、九州新幹線新水俣駅、鹿児島空港などへ、路線バスで抜けることができる。詳細は伊佐市公式サイトなどを参照のこと。
    勿論、これらの各駅などから大口に来て、上記2路線を逆向きに辿りながら川内駅を目指すことも可能である。

行程例

  • 2016年12月現在。時刻は全て平日ダイヤ。
  1. 鹿児島中央5:55発→川内6:51着
    鹿児島本線普通列車川内行き
    • この他に、熊本6:06発の九州新幹線つばめ303号、出水5:36発の肥薩おれんじ鉄道普通列車なども利用可能。
  2. 川内駅7:13発→宮之城駅(宮之城鉄道記念館前)8:07着
    鹿児島交通(路線バス)宮之城車庫行き
    • 片道690円。時刻表はこちら
    • 川内駅では、宮之城方面行きのバスは西口の1番乗り場から発車する。
      このバスの始発は川内駅ではなく、数停前の川内営業所であるため、状況によっては早発(所定時刻よりも早く出発する)の可能性もある。実際、筆者の実乗時は約2分早発した。
      利用の際には、充分な時間的余裕をもってバス停で待機しておきたい。
    • 終点は、宮之城駅より数停先の宮之城車庫である。また、車内放送では、「宮之城駅」は「宮之城鉄道記念館前」と案内される。降り忘れに注意。
      降りたバス停から進行方向を向くと、宮之城鉄道記念館が見える。
    • 宮之城鉄道記念館の開館は9:00だが、併設されているトイレはそれ以前から開けられている模様(この時間帯でも筆者は問題なく利用できた)。
    • 逆向きに、宮之城から川内へと向かう場合、方向幕での行先表示は「上川内」、終点は川内駅より数停先の川内営業所である。
  3. 宮之城駅8:16発→大口9:15着
    南国交通(路線バス)大口行き
    • 片道820円。時刻表はこちら
    • 宮之城駅では、鉄道記念館の目の前にあるバス停から発車する。
    • 逆向きに、大口から宮之城へと向かう場合、行先表示は「宮之城」だが、終点は宮之城駅より数停先の宮之城(別の場所)である。
    • 集落の中の狭隘な旧道や、舗装が放置され気味な国道などを、筆者と地元の高齢者だけを乗せた小型バスが高速で駆け抜ける。
      目まぐるしく変わる田舎の風景と、上下左右への揺れや遠心力を、まるでジェットコースターのように楽しめる路線。バスファンの方にもおすすめ。楽しすぎてチェックインを忘れないよう注意。
    • 大口では「大口バス停留所」(地図)に到着する。隣接する駐車場内に公衆トイレ有り。
      南を向くと、車掌車と腕木式信号機が設置されているのが見える。その位置が薩摩大口駅の跡地である。
      北にすぐ見える大口ふれあいセンター内には「伊佐市大口歴史民俗鉄道資料館」が併設されている。時間があれば立ち寄るのも良いだろう。というか立ち寄りたかった。
  4. 大口9:30発→栗野駅前10:16着
    南国交通(路線バス)栗野駅前行き
    • 片道570円。時刻表はこちら
    • 大口では、宮之城からのバスを降りたのと同じ待合室前から発車する。
    • 栗野駅(肥薩線)からは、10:44発普通列車隼人行き、11:33発普通列車都城行き(吉都線経由)などに乗り換え可能。都城行きは吉松から人吉・熊本方面への接続も良い。
      駅舎に入り、跨線橋で線路を越えて駅の反対側(南側)に出ると、環境省の名水百選に認定された「丸池湧水」があり、湧き水を無料で飲むことができる。

  • この行程での、川内駅から栗野駅までの所要時間は3時間3分。
    バス代の合計は690+820+570=2080円。
  • SUNQパス全九州版」は、この項に記した全ての路線バスで利用可能。
    SUNQパス以外には、この経路で利用できるフリー切符の類は無い模様。
  • 一部のバスにはICカードリーダーが搭載されているが、これは鹿児島交通では「いわさきICカード」用、南国交通では「Rapica」用である。いずれも鹿児島県ローカルのICカードで、この2種類間では相互利用可能だが、他の交通系ICカード(Suica・SUGOCAなど)の利用はできない。
    車内では二千円札以上の高額紙幣も両替できない。乗車前には、千円札以下の小銭を充分用意しておくこと。
  • どの路線バスも本数は少ない。また、遅延発生時にバス同士の接続が確保されるかどうかも不明である。
    利用の際は、予め時刻表を確認し、乗り遅れなどが発生しても問題ないよう、余裕をもった行程計画を立てて臨むこと。
  • この行程例は、2016年12月の平日に筆者がこの行程を実乗した際の見聞に基づいて作成した。
    なお、この実乗の際には、どのバスにも目立った遅延は発生しておらず、全て問題なく乗り継げている。

関連リンク


  • 最終更新:2017-01-10 23:12:04

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