JR三江線

路線の特徴

  • 江津~三次間を結ぶ路線。路線総延長は108.1km。「さんこうせん」と読む。
    全線が非電化、かつ単線となっており、キハ120系気動車が1~2両で運行されている。
    • 車両の運用状況にもよるが、神楽のラッピングがされた車両が多用される。

  • 種別が普通しか存在せず、しかも駅数が多く、所要時間も長い。全線乗り通すには、最速でも4時間52分を要する。(乗車時間は3時間25分)
    本数も1日に僅か4~5往復(その内全線通し運転は下り2本・上り1本)と、極端に少ない。
    路線コンプを狙う場合は緻密な計画、及び相当な根気が必要となる。具体的な攻略法は後述。

  • 途中に山の陰で電波が駅に停車中全く入らなくなる駅が2つある。レーダーかルートビューンを少しは持っていこう。
    • (補足)2016年8月乗車時、docomoでは圏外区間があったもののアイテムなしですべての駅が取れました。

  • JR線のなかで最も儲かっていない路線である為、JR西日本は2016年9月1日に当路線の廃止を決定した(出典)。
    • 廃止予定日は2018年4月1日(日曜日)(出典)。あと164しか残っていない。
    • 廃止された後では、レーダーを使っても島根県コンプが(車がないと)困難になると思われるので、今のうちに乗っておくのが吉。
      その上、三江線は付近の高速道路(E74号線)とからすべて取得可能というわけでもなく、沿線は酷道も多い上に、
      廃止後はバスも地区ごとの輸送に徹するため全線通して乗り通すのは不可能となる。
      中には代替バスもなくなる区間も出てくる可能性が高いため、鉄路が残っているうちのコンプを重ねて推奨する。

  • 江の川鉄道」の愛称があり、その名の通り江の川(ごうのかわ)に沿ってグネグネと走る。
    また、時速25kmあるいは15kmといった、低速の速度制限がかけられている箇所も少なくない。ただ、景色は新緑の頃も紅葉の頃も見応えは十分である。

  • 沿線は伝統芸能の「神楽」で有名であり、各駅の愛称にも神楽の題名が使われている(詳細)。

  • 夏場の暑い日中は、線路保護のために運休になることがしばしばある。青春18きっぷ等で路線コンプ計画を立てている場合は注意しよう。

攻略法

日帰り

  • 例として、広島駅を7:53に芸備線で出発し、三次駅10:02発の三江線(乗り換え5分)に乗れば、山陰本線及び山口線経由でスーパーおき、新幹線さくらを使い、広島に19:49に戻れる。
    そのまま広島から最終のぞみで東京に23:45に着くこともできる。
    • 正月休みに乗りに行く場合は、三次駅の売店で食料を買っておかないとまず厳しい。
      石見川本駅での長時間停車中、普段なら定食屋も開いているが、正月三が日にはコンビニ、GSすらも閉まっている。

  • 夏に走る山口線の臨時列車を利用すれば、普通列車のみで広島→新山口→益田→江津から15:15初三次行へ乗れたが、もう三江線に夏は来ない……。

  • 上記のルートで江津まで来てそこから15:19発のスーパーおきで出雲市に行き、寝台特急サンライズ出雲で東京方面に帰るのもあり。
    (つまり、前日の夜に東京から広島までサンライズと新幹線を使うことにより、関東から日帰りでのコンプも出来なくはない。但しかなり疲れるが…。)

1泊以上

  • とまあ、こんな強行軍をとらなくても、素直に三次市や江津市などで宿泊すれば、乗り通すのは案外簡単。
    三次駅付近や江津駅付近にはビジネスホテルもあるし、金に糸目をつけなければ沿線には旅館も少なくない
    泊まる金なんて無い、という節約派には、山陰本線浜田駅まで出ればネットカフェもある。

  • 更に、沿線あるいは近傍で2泊以上する事により、“天空の駅”として知られる宇都井駅や、朝9:06に下りの最終列車が行ってしまう長谷駅等の、著名な観光名所を訪れる事も出来る。
    「折角田舎の長大ローカル線に乗るのだ。1日、いや2~3日潰しても良いかな。」くらいの鷹揚な気持ちで臨もう。

  • 江津05:53発の始発列車に乗車した場合、終点の三次に09:21に到着するが、その後JR芸備線備後落合方面へは通常13:01発の列車まで4時間近く待たなければならない。しかし、運転日限定で三次11:30発の臨時列車が運転されることがあり、この列車を活用すると通常であれば乗り継ぐことのできないJR木次線のトロッコ列車「奥出雲おろち号」へと乗り継ぐ事ができる。2つの臨時列車の日程が合わなければならないため難易度は少々高いが、もし日程がうまく合えば挑戦する価値はあるだろう。芸備線臨時列車の運転日は「えきから時刻表」三次駅の駅時刻表などで必ず事前に確認すること。

駅メモ路線情報

  • 江津~宇都井、口羽~作木口:島根県に所在。
  • 伊賀和志、香淀~三次:広島県に所在。
運営者 登録駅数 単独登録駅数 路線記号 ラインカラー 現/廃区分
JR西日本 35 33 F   現役

駅一覧

駅名
えきめい
所在 愛称
あいしょう
備考 接続
江津
ごうつ
島根県 八十神
やそがみ
  JR山陰本線(米子~益田)
江津本町
ごうつほんまち
恵比寿
えびす
・かつて天領として栄えた江津本町の最寄り駅。
・山に囲まれた地形上、周囲に人家が見当たらないため、秘境駅としても有名。
 
千金
ちがね
日本武尊
やまとたけるのみこと
・駅周辺の道路が細いため、列車運休時の代行バスなどは全て当駅を通過する。  
川平
かわひら
大江山
おおえやま
   
川戸
かわど
鈴鹿山
すずかやま
   
田津
たづ
鞨鼓・切目
かっこ・きりめ
   
石見川越
いわみかわごえ
頼政
よりまさ
   
鹿賀
しかが
道返し
ちがえし
・全国でも珍しいかしわうどんの自動販売機のある「コインレストランかわもと」の最寄り駅。  
因原
いんばら
剣舞
けんまい
道の駅 インフォメーションセンター川本の最寄り駅。  
石見川本
いわみかわもと
八幡
はちまん
川本町の中心駅。
・当駅で長時間停車を行う列車が多い。
・三次発江津行の電車では、昼時に約90分停車するダイヤになっている。
(休日には街を挙げての大歓迎が行われる事もある。)
かわもとおとぎ館の最寄り駅。宿泊も可能。
 
木路原
きろはら
天神
てんじん
   

たけ
鹿島(国譲り)
かしま(くにゆずり)
・駅名に因んで竹ザルや竹箒などの竹製品がホーム上に飾られている。  
乙原
おんばら
帯舞
おびまい
   
石見簗瀬
いわみやなぜ
岩戸
いわと
   
明塚
あかつか
黒塚
くろづか
   
粕淵
かすぶち
神武
じんむ
美郷町の中心駅。
カヌーの里おおちゴールデンユートピアおおちの最寄り駅。
 
浜原
はまはら
大蛇
おろち
・ほとんどの列車が当駅止まりとなる運行上の主要駅。  
沢谷
さわだに
猿丸太夫
さるまるだゆう
   

うしお
潮払い
しおはらい
・駅前には住民によって植えられた桜並木があり、満開の時期には非常に美しい光景が見られる。
潮温泉大和荘の最寄り駅。宿泊も可能。
 
石見松原
いわみまつばら
戻り橋
もどりばし
   
石見都賀
いわみつが
髪掛けの松
かみかけのまつ
・旧大和村(現美郷町)の中心駅。
道の駅グリーンロード大和の最寄り駅。
 
宇都井
うづい
塵倫
じんりん
・「天空の駅」として有名。なお駅の入口まで向かう際は、地上まで116段の階段を降りねばならない。  
伊賀和志
いかわし
広島県 鈴合せ
すずあわせ
・広島県に所在する駅だが、県境付近を路線が通っているため、両隣を島根県の駅に挟まれている。  
口羽
くちば
島根県 神降し
かみおろし
・午後に当駅折り返しで三次~口羽を往復する列車が一往復ある。  
江平
ごうびら
五龍王
ごりゅうおう
   
作木口
さくぎぐち
胴の口
どうのくち
常清滝への最寄り駅。(徒歩35分)
川の駅常清の最寄り駅。
 
香淀
こうよど
広島県 羅生門
らしょうもん
   
式敷
しきじき
滝夜叉姫
たきやしゃひめ
   
信木
のぶき
子持山姥
こもちやまうば
   
所木
ところぎ
玉藻の前
たまものまえ
   
船佐
ふなさ
悪弧伝
あっこでん
   
長谷(広島)
ながたに
鍾馗
しょうき
・列車がほとんど停車しない。
・下りの最終列車は午前9時台なので要注意。
 
粟屋
あわや
曽我兄弟
そがきょうだい
   
尾関山
おぜきやま
紅葉狩
もみじがり
   
三次
みよし
土蜘蛛
つちぐも
  JR芸備線
JR福塩線

すでに終了したイベントの対象駅


関連リンク

  • ぶらり三江線WEB(三江線改良利用促進期成同盟会・三江線活性化協議会)
    「三江線活性化協議会は、沿線の江津市、川本町、美郷町、邑南町、安芸高田市、三次市の三市三町の行政及び住民代表、島根県、島根県立大学、JR西日本米子支社など、沿線地域及び関係機関が連携して活性化や利用促進に向けた取組みを行うために組織した団体です。」



※このページに記載されている鉄道ダイヤは、全て2017年3月4日現在のものである。


 

  • 最終更新:2017-10-05 00:54:32

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